何度も書いてる気がしますが

昔から源氏物語が大好きです。

今まで

「夕顔」と「六条御息所」をテーマにした歌を作ったりしましたが


↑こっちが夕顔


↑六条御息所


次は紫の上の歌を作ってみたいな―とか思ったりします。

昔は

紫の上=理想の女性で、光源氏にずっと愛された幸せな人
ていうイメージがあったけど

何度か読んでると
この人が一番、複雑な気がしてくるんです。


光源氏にずっと大切にされた、というのは間違いないと思うんだけど

光源氏にとっては最も愛していた藤壺という女性の代わりでもあって

彼女に面影が似ている紫の上を、自分の理想の女性に育てた訳で。

結局紫の上を通して、光源氏はずっと藤壺の姿を追ってる。


紫の上はといえば

光源氏に愛されながらも、他の女性の影に悩まされながら

最後には出家をして心の平安を得たい、ていう願いも許してもらえずに
病で亡くなってしまう。

そこで、光源氏は初めて本当に彼女の存在の大きさに気づいて深く嘆く。


うん。なんか、葵上よりも、夕顔よりも、御息所よりも、
もしかしたら苦しんだのかも。


そんな複雑な思いを表せるかどうかはわかんないけど
とりあえず曲のほうはできたから後は歌詞だ~(*・ω・)